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沖縄風ちゃんぽん
先日、とある定食屋に何の気なしに入った時のこと。
とりあえず席につき、周囲のお客さんが何を食べているかをサササと横目で眺め(名物料理のあるお店の場合、お客さんは一様にしてその料理を食べていることが多いから)、その後メニューに目を移したところ、 おぉ、なんと、変わりダネがあるではないか!

 「ちゃんぽん」

そうかそうか、お前は遠く長崎からやってきたのだな。最近、沖縄料理ばかり食べていたし、今日は舶来品のちゃんぽんと行くか。

あの甘く、そしてほのかに塩味を効かせたコクのあるスープ。 それにからまる喉越しなめらかな太麺。 プリプリとした海老の食感と、シャキシャキのキャベツ。 鮮やかなコントラストを奏でるニンジン。 そして、イカはやっぱり歯ごたえのあるゲソじゃないと。

私は、脳内に存在する演算子の限りを尽くして、ちゃんぽんシミュレーションを行っていました。 そして、出てきたのがこれ(写真)。

ご飯(!)の上に、まーみなー(=もやし)・キャベツ・ニラ・玉ねぎ・コンビーフハッシュ・ニンジン・玉子を炒めた物が乗っています。

私の脳内シミュレーターは、すかさず現物との比較演算を始めました。そして、悲しい結果をアウトプットしてきたのです。

 ●甘く、ほのかな塩味のスープ= Not Found
 ●プリプリとした海老と歯ごたえあるイカゲソ= Not Found
 ●喉越しなめらかな太麺= 麺っていうか、ご飯だし。しかもタクアン乗ってるし。

私は、目からのインプットデータを疑いました。
しかし、およそ5秒後、現実を受け止めるしか無いという演算結果にたどり着きました。
沖縄では、これがちゃんぽんなのだと。

2004/07/01