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糸満ハーレー
野球の聖地は甲子園球場。
サッカーの聖地は国立競技場。
バスケットの聖地は代々木第二体育館。

そしてハーレーの聖地は、ここ糸満です。

レースの合間には、こんなかわいい踊り子さんが海から会場を盛り上げてくれます。お客さんを飽きさせない工夫があちこちに見受けられました。

糸満ハーレーは、旧暦の5月4日(ユッカヌヒーと呼ばれる)に開催されますが、2004年は台風6号の影響で6月21日から27日に延期されました。 ちなみに、旧暦5月4日以外の日に糸満ハーレーが開催されたのは、記録史上初だそうです。

梅雨明けの晴れ渡る空の下、糸満ハーレーは開催されました。
思えば、今年は那覇ハーリーの開催日に梅雨入りし、糸満ハーレーの直前に梅雨明けしました。

糸満ハーレーの一番の人気イベントは、海難に対する訓練を兼ねたレース「クンヌカセー(転覆競漕)」です。
レースの途中でわざと船を転覆させ、それを再び起き上がらせてからゴールを目指します。転覆させた船を起き上がらせる際の反動を使って浸水した水を一気に吐き出しますが、この際にどれだけの水を吐き出せるかが勝負の明暗を分けます。

実際、このレースはかなり盛り上がります。
レースの一時間くらい前になると 「クンヌカセーまだかねー?」を連呼するオバーが現れ、転覆した瞬間は花火が上がり、会場から歓声や指笛が沸きあがります。

レースは、西村・中村・新島の3村の代表選手により争われます。

糸満のローカルラジオ局 「FMたまん」 も、この日は一日中ハーレーの話題で持ちきりです。レースの模様をリアルタイムで中継しているのですが、ハードロックバンドのライブビデオを消音して見ているような感じでなかなか迫力が伝わってきません。 やっぱり、ハーレーは生で見なくっちゃ。

糸満ハーレーの爬龍船です。
漕ぎ手10名・舵取り1名・鉦打ち1名の12名が乗船し、船の全長は6.8m、幅1.3mです。
那覇ハーリーの爬龍船と比較するとかなり小ぶりですが、スピードや旋回性は恐ろしく高く、まさに実用性重視のサバニ(=漁船)と言えます。

糸満ハーレー会場へのアクセスMAP

2004/07/14