| 沖縄本島北部をドライブしていたところ、鳥が道路を走って横断していきました。 クチバシと足が赤く、目尻に白いラインが入っていたので、すぐそれと分かりました。 絶滅危惧種、ヤンバルクイナです。 まさか天然記念物が目の前を横切るとは思っていませんでしたが、彼らだってアスファルトの上なんて走りたくないはず。 でも、ここを横断せざるを得ないほど自然破壊されてしまっているのだと思うと、胸が痛みます。 かつて観光客として沖縄に来ていた頃、なんで沖縄自動車道はもっと北部まで延伸しないのかと思ったことがあります。だって、観光するには本島北部はアクセスが悪いですから。 しかし、住み始めてからはむしろ、許田止まりで良かったと思うようになりました。これがもし最北端まで伸びて北部の自然が壊されていたなら、今ごろ彼らの住む場所は無かったかもしれません。 2004年5月に入ったあたりから、ヤンバルクイナが自動車に撥ねられる事故が多発しています。 運転はあわてず、ゆっくり。 人と自然がより良く共存できる島になれることを願ってやみません。 【ヤンバルクイナ ちょっとメモ】 公式に発見されたのはごく最近のことで1981年。国の天然記念物。現在の個体数は1000〜1200羽といわれ、絶滅が危惧されている。 ヤンバル(=沖縄本島北部)にしか生息しないクイナ科の鳥ということで、ヤンバルクイナと呼ばれる。長い距離を飛ぶことが出来ない。 森林伐採により生息域が狭められているほか、自動車事故や外敵からの捕食により、個体数は更に減り続けている。 ここで言う外敵とは、人の都合により捨てられた野良ネコや、ハブ対策として人の手により放たれたマングースである可能性が高い。 |
2004/07/15