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ゆいレール 2/2
海水による塩害を避けるため、支柱等のプラットホームは鉄ではなくコンクリートで作られています。

塩害が嫌なら地下鉄にすればいいじゃん、と考えてしまいがちですが、費用がかかる上に不発弾処理に手を焼くことが予想されます。 路面電車という手もありますが、住宅過密な那覇市内にそれだけの土地があるかどうかは疑問です。

と、ここまで書いたところで最新のニュースが飛び込んできました。
2004年11月の那覇市長選に向け、現職の翁長市長は路面電車を通すことを公約に掲げたそうです。

コックピットからの風景はこんな感じです。
枕木が無いため、電車特有の「ガタンゴトン」という走行音は無く、「ヒュイーン」という感じでとても静かに走ります。

乗車中、次の駅が近づいてくると車内チャイムとして沖縄民謡が流れます。
壺川駅が近づくと唐船ドーイが流れますが、他のお客様のご迷惑となりますので車内でのカチャーシーはご遠慮下さい。

椅子はかすり柄で沖縄らしさが出ています。
ただ、ちょっと硬くて座り心地は良くありません。

この際だから、ゆいレールを毎日利用している者として、改善して欲しい点を羅列させて頂きます。

●走行距離が短い。
 総走行距離約13kmは、渋谷−赤羽間にも満たない距離。
 せめてもうちょっと伸ばして欲しいです。

●乗り降りしづらい。
 内地の電車の座席は7人掛けが主流ですが、ゆいレールは12人掛け。
 横幅が長いので、立っているお客さんが中に詰めることが難しく、
 扉の周辺に人が固まることが多いため、結果として乗り降りしづらいのです。

●終電が早い。
 夜文化、沖縄において終電が23時30分頃は早すぎます。

●網棚が狭い。
 旅行客や出張者が多いことを、もっともっと考慮して欲しいです。

●定期券が購入しづらい。
 県庁前駅でしか買えないのはツラいです。

●眠れない。
 椅子の座り心地が悪い上に、ガタンゴトンのゆりかご音がありません。
 これは電車として死活問題(笑)

車文化がガッチリと根付いている沖縄に鉄道を根付かせることは大変です。
「モノレールの日」や「感謝デー」の制定など、あの手この手で利用者増に躍起です。

中でも「パーク&ライド」というシステムがユニーク。
これは自宅から最寄駅までを車で移動し、駅のそばの指定駐車場に車を止めて、そこからはゆいレールで通勤・通学するというもの。ゆいレールの定期券を購入すると、指定駐車場の使用料を格安にしてくれます。

ただ、私の周りでは、「始めはパーク&ライドを使ってたけど、次第に面倒くさくなって職場の近くに駐車場借りちゃった。」という意見がほとんどです。今後の検討課題ですね。

沖縄に鉄道が通ったことで、こんな名前の小料理屋が建つようになりました。

なんだかんだ言いましたが、鉄道の開通が県民にとって喜ばしいことであることは間違いありません。

ゆいレールのHP

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2004/10/11